つたえよう、
訪問看護の
リアルな魅力を。
様々なエピソードやドラマが生まれる訪問看護現場。
日々、忙しく、現場のエピソードが日の目を見ることはないけれど、
あなたの訪問看護の話をつたえませんか?
御礼
「みんなの訪問看護アワード2024」に
たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
心があたたまる素敵なエピソードが集まりましたので、
NsPaceウェブサイト等で順次ご紹介させていただきます。
エピソードは以下ページにて更新してまいります。
https://www.ns-pace.com/series/award2024/
awards大賞エピソード
の発表
「役割を求めて」
パーキンソン病に罹患して私達の訪問看護を利用することになった加東さん。
彼女は元看護師で、まだまだ働く予定だったが、病気の影響で外出困難となり、退職を余儀なくされた。
ある日、私が訪問すると「今は誰の役にも立ってない。まだ働きたい。欲しいのはお金じゃなく、役割なの」と話された。
その表情は寂しそうだったが、働くことを諦めていない強い意志も感じた。聞くと、今もパソコンは使えるし看護師時代はサマリー等の事務作業も得意だったという。そこに可能性を感じた私は事務所に帰って社長に加東さんとのやり取りを説明した。
すると社長は、「うちには事務員いないし、在宅で事務作業をしてもらおう!」
と、雇用することを決めた。
それを聞いて加東さんは大喜び。その後、初給料でお孫さんにクリスマスプレゼントを買ってあげた。加東さんは事務員という私達の事務所に欠かせない役割だけでなく、祖母としての役割も取り戻すことができた。
訪問看護ステーションかすたねっと
岡川修士さま
awards ceremony表彰式
judges特別審査員
- 一般社団法人全国訪問看護事業協会
副会長 高砂 裕子氏 - 公益財団法人日本訪問看護財団
事業部課長 高橋 洋子氏 - 東京大学大学院医学系研究科
教授 山本 則子氏 - 東京医科歯科大学 国際健康推進医学
非常勤講師 長嶺 由衣子氏 - 株式会社メディヴァ
代表取締役 大石 佳能子氏