2023年7月19日 2023年7月19日 シェーグレン症候群 全身性の臓器病変を伴うことがある自己免疫疾患のひとつです。シェーグレン症候群は、膠原病の合併がみられない一次性と、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病を合併する二次性に分類されます。さらに一次性は、涙腺や唾液腺に限局する腺型と病変が全身諸臓器に及ぶ腺外型とに分けられます。40~60歳代の女性に好発し、唾液腺や涙腺などの外分泌腺組織が、リンパ球の浸潤により破壊されます。目や口腔の乾燥、耳下腺や唾液腺の腫脹などの腺症状と、倦怠感、関節痛、腎障害、末梢神経障害などの症状があります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 壊死性筋膜炎 皮下組織や筋膜などの軟部組織に急速に壊死が広がる感染症のことです。切創、虫刺され、注射、軽微な外傷、熱傷などを契機に発症します。進行するとDIC、敗血症を発症し予後不良といわれています。高熱と局所の激しい疼痛、初期には浮腫性の紅斑がみられ、時間経過とともに紫斑・水泡・潰瘍・壊死と進展していきます。治療として抗菌薬投与、全身管理、速やかに壊死組織を切除するデブリードマンが必要となりますが、ときに四肢の切断に至るケースもあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 ミオクローヌス 複数の筋肉が同時に収縮し、自分の意思に関わらず瞬間的に起こる不随意運動のひとつです。生理的に起こる吃逆や睡眠時に足がびくっとなるような日常的に起きるものもありますが、代謝性疾患・痙攣性疾患・パーキンソン病・抗パーキンソン薬や抗てんかん薬などの副作用が原因で起こる場合もあります。発生機序の面から、皮質性、皮質下性、脳幹性、脊髄性、末梢性に大別されます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 ジスキネジア 脳内の神経伝達物質であるドパミンによる運動の調節機能がうまく働かなくなって起きる不随意運動のことです。舌を左右に動かす、顔をしかめる、立ったり座ったり、じっとしていられないなどの症状が見られます。パーキンソン病や抗精神薬などの副作用として症状がみられる場合もあるため、薬剤の中止や用量の調整、別の薬剤へ変更することもあります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 偽痛風 ピロリン酸カルシウム二水和物(CPPD)の関節軟骨や周囲組織への沈着によって起こる激しい関節炎のことです。膝・肩・手首・足首・肘・指などに強烈な痛みを伴い、腫脹、発赤がみられます。痛風との違いは、高尿酸血症が見られないことです。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 ハイドロリリース ファシアに注目した概念から生まれた言葉として捉えられており、液体(ハイドロ)で剥離・緩める(リリース)ための注射手技を指します。言葉自体には注射の対象部位を示す意味が含まれていないため、対象部位を示す言葉と組み合わせて使用されます。(例:ファシアハイドロリリース ,末梢神経ハイドロリリース ) また、近年ハイドロリリースという言葉が社会で誤用・濫用されており、同義語として「筋膜リリース」という言葉を使用する場合があります。しかし「筋膜リリース」と「ハイドロリリース」では意味が異なるため注意が必要です。 日本国内では「ハイドロリリース=生理食塩水注射」の意味で使用される傾向にあり、一般的な局所麻酔を用いたブロック注射と区別しています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 痙縮 脳梗塞、脳出血、頭部外傷、脳性麻痺、脊髄損傷などが原因となり、脳からの信号がうまく伝わらないことで、自分の意思とは関係なく筋肉の緊張が高まり、筋収縮や関節のこわばりが起こっている状態です。症状として、 ・手指が握ったままとなり、開こうとしても開きにくい ・肘が曲がる ・足先が足の裏側のほうに曲がってしまう などがみられます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 筋攣縮 筋スパズムともいい、自分の意思とは関係なく局所的に筋肉の収縮が起こっている状態です。筋肉が痙攣し、血管を圧迫することで、虚血状態となり疼痛が生じます。発生のメカニズムとして、侵害受容器が刺激を感知し、脊髄へ電気信号を送ります。脊髄から脳へとシナプスを介して情報が伝達されていき、大脳の体性感覚野で痛みを感知します。また、同時にα運動ニューロンと交感神経節前ニューロンに作用し、痙攣を引き起こします。筋攣縮と同時に発痛物質が放散されるため痛みが生じます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 ジストニア 脳または神経系の異常によって筋肉が緊張し、無意識に異常な姿勢・運動を起こしてしまう症状のことです。脳の大脳皮質と脳幹を結びつけている神経核の集まりのことを大脳基底核といいます。この大脳基底核が不随意運動を抑え、スムーズに運動できるようにしていますが、大脳基底核の異常によって起こると考えられています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。
2023年7月19日 2023年7月19日 アカシジア イライラしたり、座ったままでじっとしていられなかったりする状態です。抗精神薬の副作用で起こることが多いですが、抗うつ薬・制吐薬・胃腸薬によっても引き起こされることがあります。服薬を開始して数日後に出現することもあれば、数ヵ月間服薬した後に起こることもあります。落ち着かずソワソワしているため、元来の精神疾患の症状と勘違いしないよう注意が必要です。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗 この度はNsPaceにお越しいただき、ありがとうございます。 NsPaceは訪問看護に携わる皆さま、これから携わりたいと思っている皆さまのための場所です。 日々、皆さまのお仕事に役立つ情報を発信していく予定ですので、よろしくお願いします。 ご面倒かと思いますがご利用の際は、会員登録(無料)をお願い致します。