記事一覧

2023年7月19日
2023年7月19日

軽度認知障害(MIC)

MICは、"mild cognitive impairment"の略。物忘れが主な症状ですが、日常生活の影響はあまりなく、認知症とは診断されない状態のことです。「健常者」と「認知症」の中間にあたる段階のため症状が軽く、見逃されて認知症に進んでしまうことがあります。年間10~15%の方が認知症に移行するとい言われています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

頭蓋内圧亢進症状

硬い頭蓋骨に覆われている頭蓋内に、髄液灌流障害をきたすことで、頭蓋内圧が亢進する症状のことです。脳腫瘍・血腫・脳浮腫・髄液量の増加や髄液の吸収障害による水頭症などにより、脳脊髄液圧が200㎜H20以上になると、3兆候として頭痛・悪心・嘔吐が起こります。次いで、うっ血乳頭(網膜中心静脈圧迫による乳頭浮腫)・外転神経麻痺(内斜視・複視など)・意識障害をきたします。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

強直性けいれん

脳血管障害や脳腫瘍、脳外傷などの原因によって大脳皮質の神経細胞が異常に興奮し、脳に異常な電気的興奮が起こるために生じる発作です。突然意識を失い、全身の筋肉が硬直して弓のように反り返る後弓反張が見られ、眼球が上転した状態になります。発作時間は数秒から1分程度といわれています。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

間代性けいれん

てんかんや脳血管障害、電解質異常、中毒などの原因よって脳に異常な電気的な興奮が起こることで生じます。全身の筋肉が収縮と弛緩を交互に繰り返し、手足ががくがくとする動きが見られます。発作時間は数秒~数分続きます。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

2023年7月19日
2023年7月19日

共同偏視

脳内の病変によって両目が一方向へ偏る状態のことです。眼球水平運動の神経経路(前頭眼野から下降し、脳幹で交差して、橋まで)のどこかに病変が生じると共同偏視が見られます。被殻出血では病巣側への共同偏視、小脳出血は病巣と反対側への共同偏視、視床出血は内下方への共同偏視が起こります。 監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗

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