用語集
アカウンタビリティ
「Accounting(会計)」と「Responsibility(責任)」の合成語。企業の経営者が、出資者・債権者に対し、預かった資金の使い道、さらには経営全体について説明する責任のこと。本来は会計に限っての説明責任を指す言葉ですが、日本においては経営者から利害関係者全体に対する説明責任の意味で使われることが多くなっています。経営者と出資者には経営についての情報の格差がありますが、それを埋めていくべきだとする経営者側が持つべき責任感ともいえます。説明が不足すれば、「アカウンタビリティの欠如」という指摘がなされるでしょう。
なお、医療においてもアカウンタビリティは重要視されています。患者に対して行われる治療や処置の説明責任であり、患者との合意を進める「インフォームド・コンセント」、治療方針に対する納得させる「ムンテラ」などにも関連する言葉です。