用語集
ベンチマーキング
他社の優れた事例を指標(ベンチマーク)とし、自社の経営を改善していく手法のこと。ベンチマークした事例についてさまざまな比較や分析を行い、自社改善のための対策を検討します。もともとは測量業界の用語で、建物の位置や高さを決める水準点のこと。それが、経営における評価基準として使われるようになりました。
ベンチマークの対象となるものは同業界、あるいは同じような組織だけでなく、他業界であったり、事業単位であったりとさまざまです。たとえばIT業界では「性能」を比較し、評価する指標とされています。ベンチマーキングすることにより目標や理想が明確になるだけでなく、分析・比較によって自社の経営状態やパフォーマンスを客観的に見ることができ、より効率的に自社改善を進めることができます。