用語集
輸血
輸血は血液成分を体の中に入れる移植の一つです。血液成分の欠乏や機能低下に対して、その成分を補充することで臨床症状の改善を図ります。輸血は取り間違いにより、重大な事故を引き起こす恐れがあるため、徹底したルールで取り扱い確認を行います。また輸血の副作用には、輸血開始直後から数時間で起こる急性と数日経過してから起こる遅発性があります。副作用の症状には、血圧低下、呼吸困難、意識障害、発熱、悪寒戦慄、掻痒感、発疹、悪心、嘔吐、頭痛などがあるため、注意して観察を行うことが大切です。
監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗