用語集
CKD(慢性腎臓病)
CKD(慢性腎臓病)とは、腎障害が3ヵ月以上持続した状態のことです。自覚症状はほとんどなく、タンパク尿や腎機能異常(血清クレアチニン値をもとに推算した糸球体濾過量(eGFR)が60ml/分/1.73㎡未満の状態)によって診断されます。心筋梗塞の合併や腎機能の低下によって透析や腎移植が必要な状態に陥る危険性があります。原因と尿タンパクの量(糖尿病に起因する場合はアルブミン尿の量)、腎機能に応じて1~5のステージに分類されます。腎機能が完全に回復することは通常ないものの、原因によっては腎機能を維持できる可能性があります。
監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗