用語集
コンピテンシー
コンピテンシーは「コンピテンス」の一領域であるといえます。
まずは、コンピテンスから説明しましょう。「コンピテンス」は英語の”competence”に由来。一般的には「技能」「能力」「資格」という意味です。ビジネスシーンにおいては、専門知識、コミュニケーション能力、リーダーシップ、マネジメント能力など。「コンピタンス」と発音されることもあるが、意味は同じです。
「コンピテンシー」(コンピタンシー)は英語で”competency”と書きます。「優れた成果や高い業績を創出する個人の能力・行動特性」を意味します。既存社員のコンピテンシーを分析することで、「優れた成果を出す社員を産み出すにはどうすればよいか」という指針も明らかになります。
行動特性を人事の評価基準とするものを「コンピテンシー評価」といいます。その人が持つ知識やスキルで評価するのではなく、「改善意識を持っている」「新たなアイデアを出す」といった行動・取り組みの内容で評価する方法です。この評価方法は、「職務資格制度(能力評価)」や「年功序列制度」に変わる新たな評価として注目されています。