用語集
自己資本比率
その企業が持つすべての資産(総資産)のうち、返済する必要のない「純資産」がどれほどの割合かを示すものです。この比率が高いほど、財務的に安定している企業、安全性の高い企業であるといえます。貸借対照表から算出することが可能で、総資産は「資産の部」の合計となります。
【自己資本比率】
自己資本比率(%)=自己資本 ÷ 総資産 × 100
ただし、「良好と言える自己資本比率」については、業界によって大きく異なります。業界動向サーチ(2021年から2022年)によればAIは73.2%、製薬は67.8%、ファーストフードは56.1%、農業は53.8%です。また、金融やネット証券、銀行、生命保険などは20%以下と低めです。
医療法人については医療法施行規則(昭和 23 年厚生省令第 50 号)により、「その資産の総額の 100 分の 20(法第 42 条第 2 項に規定する特別医療法人にあつては、100 分の 30)に相当する額以上の自己資本を有しなければならない。」(引用)と定められています。
参考・引用
〇厚生労働省.「医療法人の自己資本比率の状況について 」
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/igyou/igyoukeiei/kentoukai/8kai/10.pdf
2023/6/30閲覧