用語集
GCS(グラスゴー・コーマ・スケール)
GCS(グラスゴー・コーマ・スケール)は、国際的に広く用いられている意識障害レベルを点数で分類する評価指標です。開眼機能(E)は1~4点、言語機能(V)は1~5点、運動機能(M)は1~6点で評価し、合計15点で健常者、合計8点未満で昏睡状態と判断され、最も重度の意識障害が3点です。例えば、開眼しているものの日時を答えられない、また氏名や生年月日は正しく答えられ、四肢は指示に従って動かせる場合は、E4V4M6で14点です。
監修: とよだクリニック院長 豊田 早苗